『英検® 2級 予想問題ドリル』
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英検®2級
英作文問題攻略法

英検2級 予想問題ドリル

この「英作文トレーニング」は、4技能(読む・聞く・話す〔音読〕・書く)を使ってライティング力を身につけるトレーニングです。 トレーニングの問題、攻略法の解説は、書籍に掲載された内容をもとに再編集しています。

トレーニングの前に、英作文問題のポイントを確認しよう!

英作文問題の例題

  • 以下の TOPIC について、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
  • POINTS は理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし、これら以外の観点から理由を書いてもかまいません。
  • 語数の目安は80語~100語です。
  • 解答が TOPIC に示された問いの答えになっていない場合や、TOPIC からずれていると判断された場合は、0点と採点されることがあります。TOPIC の内容をよく 読んでから答えてください。

TOPIC

In some Japanese university programs, students must study abroad for one year. Do you think the number of such programs will increase in the future?

POINTS

  • Cost
  • Work
  • Communication

問題文の指示と TOPIC を把握しよう

与えられた TOPIC について、あなたの意見とその理由を2つ書きます。「理由を2つ書く」と指示されていますので、解答には必ず理由を2つ含めるようにしましょう。また、TOPIC をしっかり理解することが重要です。「大学で留学が必要なプログラムが増える思うか」という TOPIC ならば、「中高生の留学」や「一般的な留学」の話ではなく、「大学生の留学」に焦点を絞って答えましょう。

POINTS を活用しよう

理由を書く際の参考となる観点として、3つの POINTS が示されています。これらの語句は使用しなくても減点になりませんが、最大限に活用しましょう。また、語句は必ずしもそのままの形で使う必要はありません。品詞を変えたり、類似語を使用したりすることも可能です。
(例:Communication【名詞】→ communicate【動詞】)

80語~100語で書こう

語数の目安は80語~100語です。 解答をひと通り書き終えたら語数をカウントし、できるだけ80語~100語の範囲に収めるようにしましょう。ただし、語数を調整することで英文が成り立たなくなったり、不自然になるようなら、無理に調整する必要はありません。

解答欄の記入例はこちら

「序論」→「本論」→「結論」の形で書こう

解答は「序論」で始め、「本論」で理由を2つ述べ、最後に「結論」で締めます。改行せずに段落は1つで書きましょう。

序論:Yes または No の立場を明らかにする
簡潔な1文で、できるだけ TOPIC の表現を言い換えて書きます。TOPIC は Do you think …? や Do you agree with ~? という問いかけなので、Yes または No の立場で意見を述べます。
本論:理由を2つ述べる
Yes または No と考える理由を2つ述べます。それぞれの理由を1~2文で書きましょう。語数が限られていますが、できるだけ具体的な理由を述べることを心がけましょう。
結論:Yes または No の立場を再度述べる
Yes または No の立場を再度述べます。序論と同様に、簡潔な1文で、できるだけ TOPIC の表現を言い換えて書きましょう。

20分で解こう

英作文問題にかける時間の目安は「準備」+「英文作成」+「見直し」で20分です。

1準備(約5分)
TOPIC の内容を把握し、Yes / No の立場を決めましょう。POINTS を確認し、理由を2つ考えてメモをしましょう。
2英文作成(約10分)
メモを参考に、「序論」「本論」「結論」の形で書きましょう。
3見直し(約5分)
語数確認と、ケアレスミスがないかの最終チェックをしましょう。

最終チェックポイント

見直しの際には、以下の点を確認しましょう。

  • TOPIC に沿った内容になっているか。
  • 「序論」と「結論」があるか。
  • 本論では理由を2つ書けているか。
  • 文章に一貫性があるか。
  • 適切な語句や文法、コロケーション(語句の結びつき)が使えているか。
  • スペリング、コンマ、ピリオドは適切か。
  • 語数は80語~100語になっているか。

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